NZに続き福島でM7.4…次の地震警戒は「千葉」と専門家

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 今週22日、福島県沖を震源とするM7.4の大規模地震が起きた。仙台港では1メートルを超える津波が襲っている。専門家は、この地震とニュージーランド(NZ)地震との関係を指摘する。

 13日夜(現地時間14日未明)、NZ南島付近を震源とする地震(M7.8、M6.2)が相次いだ。NZといえば、日本の地震との関係が指摘される。思い出すのは、2011年3月の東日本大震災だ。

 15日には、茨城県沖で地震(M4.6)が発生し、茨城県南部、千葉県北東部が揺れた。19日には和歌山県南部で、南海トラフの巨大地震との関連が疑われる地震(M5.4)があった。何だか不気味な流れである。

「NZと日本列島は1万キロも離れており、直接の関係は考えていません。しかし、そのどちらも太平洋プレートにかかっていて、日本、NZのほか、同じように関係があるトンガ、アラスカでも大規模な地震が起きています。現在、このプレートにはエネルギーがたまっていて、地震を起こしやすい状態になっているわけで、ここ1~2週間は日本全土で注意が必要ですね」(武蔵野学院大特任教授・島村英紀氏=地震学)

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