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曽我和弘
著者のコラム一覧
曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

フレンチ串揚げBEIGNET(梅田)ワインと合う10種の串揚げ

 店名でもある「ベニエ」とは、フランス料理の揚げ物の手法を意味する。簡単に記せば、小麦粉を卵黄、牛乳で溶き、泡立てた卵白を加えた軽い衣をつけて揚げたもので、英語ではフリッターとなる。

 このベニエなる調理法をベースに、フレンチ串揚げを提供している同店は2月6日に開店したばかりの新しい店。グランフロントそばの、俗にいう“ウメシバ”で隠れ家的に人気を集めており、まだ日が経たぬのにすでに満席状態で人気を呼んでいる。ココの大林篤司マネジャーは、「ベニエを串で表現。串とはいえ、一皿の中でフランス料理仕立てにしたのでそれぞれソースを替えてます」と言う。

 薄力粉、コーンスターチ、塩、水、ビール、卵黄を合わせ、卵白のメレンゲで生地を作って揚げる。中身は魚介類、野菜、肉といろいろ。単に揚げているだけでなく、工夫しているのが同店の特徴。例えば、オマール海老は表面にほんのり熱を加え、中は生の状態で前述の生地をつけて揚げる。そこに香ばしさを加えるために殻を粉末にしてエビにのせている。ソースはエントラゴン。エビマヨのイメージを持たせてフレンチとて庶民派的な雰囲気を持たせているのである。

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