• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
曽我和弘
著者のコラム一覧
曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

太鼓亭(豊中)ありそうでなかった きつねとカレーの合体

 基本的にチェーン店は取り上げないと決めていたが、今回はどうしても書きたい品がある。北摂のうどんレストランチェーンで人気メニューとなっている「甘きつねカレーうどん」(820円)がそれ。きつねうどんは、「松葉家」の宇佐美要太郎さんが考えたものだが、いつのまにか大阪の代表的料理になってしまった。甘く煮た揚げが関西のだしにフィットし、関西人の舌に合ったのだろう。

 一方、カレーうどんは東京と大阪では根本的に作り方が違う。前者がカレーをトッピングしてだしに合わせるのに対し、後者はだしにカレー粉を加え、とろみをつける。そんな関西のカレーうどんにきつねうどんの甘い揚げを合わせたのが「甘きつねカレーうどん」。まさにありそうだが、どこにもなかった「太鼓亭」のオリジナルメニューである。

 同品が生まれたきっかけは、かつて「太鼓亭」がカレーうどんフェアをやった時に、水上泰輔社長が「大阪ならきつねが入るべき。なぜこれまでなかったのか」と首を傾げながらカレーうどんにきつね(揚げ)をのせたことによる。食べてみると、きつねの甘さが口内に広がり、その後でカレーのスパイスが追いかけてくるという独特の味わいを発見した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  2. 2

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  3. 3

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  4. 4

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  5. 5

    “塚原派”にも追い込まれ…コーチ不在の宮川紗江に引退危機

  6. 6

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  7. 7

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

  8. 8

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  9. 9

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  10. 10

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

もっと見る