韓国は予兆か 2020年までにM9超スーパー南海地震の可能性
海外でもフィリピンでの火山噴火、台湾の地震などが増えている。立命館大・環太平洋文明研究センターの高橋学教授(災害リスクマネジメント)が言う。
「今は、ユーラシアプレートのあちこちで、地震や火山の噴火という現象が起きていますが、それでもストレスに耐えられなくなるとユーラシアプレートが跳ね上がるのです。これがスーパー南海地震です。過去の大地震前と現在の状況がよく似ているのです」
1944年の東南海地震(M7.9)、46年の南海地震(M8.0)の大規模地震は、プレート跳ね上がり型だ。この時も、43年の鳥取地震(M7.2)や火山の噴火など予兆があった。
「2020年までに、跳ね上がり型のスーパー南海地震が起こると考えるのが自然でしょう。スーパー南海地震の規模はM9.0超も考えられます。フィリピン、台湾、沖縄、西日本、関東まで大きく揺れるでしょう。さらに、津波が発生し、大阪は大阪城と天王寺を除き水没。名古屋港も水没が予想されるため、トヨタは日本海側に車の輸出拠点を探しているようです。東京も揺れと津波で大きな打撃を受けるでしょう」(高橋教授)
東京五輪をやっている場合じゃない。