相手にも言葉に気を使う 敬語・丁寧語・謙譲語は難しすぎ

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チャンリナさん(カンボジア出身)<1>

 私は2歳になる前に、日本に政治亡命しました。父親が英語とフランス語の高校教師だったので、ポル・ポト政権下では処刑される危険があり、まだ乳飲み子の私を連れて両親はタイ国境の難民キャンプまで逃れ、1年後、いろいろな問題がクリアされて日本に家族でやって来ました。

 難民受け入れセンターで、私たちは日本の言葉や生活を数年学び、横浜市のアパートで暮らし始めました。父親は印刷会社で働くようになり、私は幼稚園から日本社会に溶け込み、日本語も不自由なくなりました。

 ところが、です。30年以上も日本にいるのに、まだ日本語に苦しんでいます。日本語、難しすぎます。

 いま私は、オリンピック出場をめざして、100メートルハードルの練習をしています。同じ選手同士で話すときは大丈夫です。でも、コーチやトレーナーと話すとき、どういう日本語を使えばいいのか分からなくなるんです。

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