佐々木成三さん<4>「母親殺害事件」で話を聞く大切さ確信

公開日: 更新日:

 鉄道警察隊に配属されているころ、大宮駅の周辺では「ナンパ狩り」が横行していた。地元・大宮ナンバー以外のクルマで来た連中が駅のロータリーなどで女性をナンパすると、地元の不良たちがボコボコにするという事件だ。

 ある日、顔馴染みの少年から情報を入手した佐々木さんは、上司と2人で犯行グループを確認し、追跡。「ナンパ狩り」の現場に乗り込み、捕まえた。

「たばこを吸っている少年を片っ端から捕まえて話を聞く効果はあったと思っています。彼らに“また佐々木だよ”って言われるのはうれしかった。その中のひとりとは、いま、講演などの仕事を一緒にやっています」

 鉄道警察隊の4年目に巡査部長に昇進。その後は刑事となり、川口警察署の強行犯係に配属された。

「みんなペーペーの刑事にもよくしてくれましたが、自分の知識のなさや判断能力の低さを思い知らされましたね。大勢でケンカしている場合、現場でどう事件を構築し、だれを捕まえればいいか、判断に迷うこともありましたから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    れいわ奇跡の躍進 山本太郎「政権を狙いに行く」の現実味

  2. 2

    「NHKから国民を守る党」まさかの議席獲得…NHKは戦々恐々

  3. 3

    改憲だけは阻止した参院選 与党過半数でも波乱の予兆<上>

  4. 4

    ほぼ「絶対君主」吉本興業・岡本昭彦社長のコワモテ評判

  5. 5

    「俺は基本、嫌いな人とは仕事しませんもん(笑い)」

  6. 6

    2019年参議院選挙で注目 美魔女候補11人の「明と暗」

  7. 7

    諸悪の根源は97年 消費税3%のままならGDPは852兆円だった

  8. 8

    「報道ステーション」後藤謙次には“権力監視”の先頭を期待

  9. 9

    宮迫と亮に暗部暴かれ…吉本は“芸人クーデター”で瓦解寸前

  10. 10

    たとえ自分の議席を失ってもすでに山本太郎は勝っている

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る