歌川たいじさん<1>生きる価値ないという洗脳解いてくれた

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小説家・漫画家・エッセイストの歌川たいじさん(C)日刊ゲンダイ

 両親の離婚、いじめ、虐待……自身の壮絶な経験を描いたコミックエッセー「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA)が昨年11月に映画化された。17歳で家出をして、アルバイトや会社員生活を送りながら、さまざまな人との出会いの中で過去や自分自身の心と向き合い、傷を回復してきた… 

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