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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

日比谷高校の東大合格者数“復活”に尽力した3人の立役者

公開日: 更新日:

東大合格者が増えているのは喜ばしいが、最近の日比谷を見ていると良き伝統が失われている気がする。僕らが一番大事にしてきたのは“自主自律の精神”。今の生徒たちにあるのかと考えると、首を傾げざるをえない」

 この如蘭会会員は、長澤や武内といった校長たちが生徒をコントロールしすぎてきたと苦言を呈する。

「以前は日比谷高出身者が校長に就くことが多かったが、2人はいずれもOBではなく、我が校の校風を肌ではまったくわかっていない。教師ではなく、生徒たち自身が自由闊達に振る舞い、学校をつくっていくという考えでなければ、日比谷が日比谷でなくなってしまう」(同)

 学校経営側のよりどころとなっている東大合格者についても、ここにきてやや陰りが見える。この3年、その人数は横這いだが、現役合格率は17年73・3%、18年68・8%、19年61・7%と右肩下がり。まさに正念場である。(敬称略)

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