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夏樹久視作家

1947年東京生まれ。週刊誌アンカー、紀行作家、料理評論家などを経て推理作家に。別名で執筆の多くの作品が話題を呼びTVドラマ化。母親の認知症を機に、65歳でヘルパー2級の資格を取得、約5年間、デイサービスでの就業を経験する。紀行文、料理本、ミステリーなど著書多数。日本推理作家協会員。

高齢者との会話で半生浮き彫り…家族と疎遠の老後の哀しさ

公開日: 更新日:
「そばに誰か」なら心強いが…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 ここのところ、青木さんの顔色が悪い。もともと、あまりいいわけではない顔色が、なおも土色に沈んでいる。

 でもきょうは、午前11時すぎには姿を現し、おいしそうに肉豆腐の昼食も平らげていた。

 ところが夕刻が迫る頃、一大事件が起こった。青木さんが大便を失禁してしまったの… 

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