中央銀行の「デジタル通貨」と「仮想通貨」はどう違う?

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仮想通貨(3)

 世界の中央銀行は、デジタル通貨(CBDC)の研究を進めている。2020年には、バハマとカンボジアが、それぞれ「サンドドル」と「バコン」を発行した。さらに21年以降、欧州は「デジタルユーロ」、中国は「デジタル人民元」の発行を計画している。日本も例外ではない。日本銀行はこの4月から「デジタル円」の実証実験をスタートした。

 デジタル化した通貨には、すでに仮想通貨(暗号資産)や電子マネーなどがあるが、デジタル通貨とどう違うのか。

 まず、仮想通貨との大きな違いは値動きだ。仮想通貨は変動が激しく、日々価値が変わってしまうが、デジタル通貨の価値は変動しない。決済に利用するなら価値が安定している方が使いやすい。

 一方、電子マネーとの違いは利便性だ。たとえば国内の電子マネーには、Suicaや楽天Edyなどがあるが、これらは、民間企業が運営しているため、利用できる店舗は、加盟店に限られる。その点、デジタル通貨は、紙幣やコインと同じなので、どこでも利用できる。

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