(6)77歳でも挑戦心を忘れない!「自分に向いているか」やってみなきゃわからない

公開日: 更新日:

中尾ミエさん(77歳)

「一生ものの趣味を見つけたかったら、なんでもいいから、とにかくトライすることが大切」

 俳句、水彩画、習字、水泳など、これまでさまざまなジャンルにトライし、それらを今もつづけている中尾さん。

「以前は、ちょっと違っていたかもしれません。“本当に面白いか”“役に立つか”とか“自分に向いているか”なんていろいろと考えて行動しがちだったんですが、それをやめたんです。あれこれ考える時間が“惜しいな”って思いはじめたんですよね」

 そして、「先の時間もかぎられているわけだし」とほほ笑みながらつづける。

「自分に向いているかどうかなんて、やってみなきゃわからない。第一、自分に向いているとか好きだとかってことは、はじめから決まっていることではなくて、自分の取り組み方によって生まれるものですよ。なんでもそうだけど、トライしてみても、最初のうちは面白くないし、うまくいかないかもしれない。それは当たり前のことですよ。だって、やってみなきゃ、それがどういうものであるかなんて誰にもわからないわけだし……」 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方