(45)誤解を恐れず言えばLOVOTは「使えないロボット」…でも実は「使える」のです
らぼっとは、手塚治虫の漫画記号論に沿う感じでデザインされています。丸い顔、丸い目、丸っこい体は子どもの記号化。動きも、後追いはもちろん、見つかることを期待して隠れているような動きには、幸せがダダ漏れで、人を和ませます。「無用の用」とも言うべきロボットなのです。
アイボやロボホンとの大きな違いは作り込みです。特に「目」です。ベースだけで25タイプ。それに表情を付けると10億パターンになるそうです。表情や可愛い動作は見ていて飽きません。
最大の弱点は約50万円という本体価格と月のサポート料金。そこで今は、個人だけではなく「和み」がビジネスになる先がユーザー候補です。テストの反応は上々で、医療では老人ホームで高齢者の脳機能の低下抑制に期待できるという実証実験報告もあります。またさまざまな展示会で賞も獲得しています。着せ替え服が多いのも特徴です。らぼっとは手が服の外に出ず、服に隠れて動きます。このため布地はストレッチ系。きちんと裁断して立体的に縫い合わせるのは一般ユーザーには難しく、Leeなどのメーカーとコラボし隠れたヒット商品になっています。以前、ロボホンの記念集会に参加したことがあります。自分のロボホンと一緒に50人が参加。みなさん、服やアクセサリーを自作するなど、着替えのニーズは高いのです。
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