トランプ前大統領を襲う“銃撃トラウマ”…「うつ病」発症の可能性をダブリン大教授が指摘

公開日: 更新日:

 ジョーンズ教授は、トランプ前米大統領のようにナルシシズムの強い人は、些細な脅威に対しても過剰に攻撃的な反応をしてしまう可能性がある、ともしている。

■レーガン元米大統領に起きた変化

 しかし、その一方で、銃撃でトラウマを受けると、人として成長し、より大きな共感、強い人間関係、深い精神性を育み、人生に新たな意味を見いだすこともあるという。

 レーガン元米大統領は1981年に銃撃された後、共感力と謙虚さが増した、とされている。レーガンは「神は理由があって自分を救った」と信じ、旧ソ連との核緊張の緩和を進めている。

 心理学者の関修氏(明大講師)はこう言う。

「いま現在トランプは、銃撃事件が大統領選に有利に働くとポジティブに考えているかもしれません。興奮状態だから、PTSDも発症しないでしょう。心配なのは、大統領選に勝利し、大統領として日常生活を送るようになった後です。アメリカ大統領は激務で多忙なだけに、疲労し、ストレスがたまるのは間違いないでしょう。その時、PTSDを発症し、うつ病になる恐れがあります。誰かが自分を狙っていると疑心暗鬼になり、誰も信用しなくなることも考えられます」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    コメ在庫の異常なダブつきに農水省も打つ手なし…前年同月比の約1.5倍“300万トン”に到達で価格暴落の可能性

  3. 3

    改正された自転車の交通ルール どこがどう変わるのか? しっかりおさらい

  4. 4

    診療危機だけじゃない! ナフサ不足で“お薬難民”が出る恐れ…それでも高市首相「まだ大丈夫」と強弁ノー天気

  5. 5

    中山美穂さんの死因は入浴中の事故…全国の「入浴中急死者数」は年間約1万9000人で交通事故より多い

  1. 6

    御三家「武蔵高校」復活の兆し(前編) 東大、京大、一橋、東科大に65人、その「秘密」を杉山剛士校長に直撃!

  2. 7

    ナフサ供給に暗雲で迫る医療危機…それでも高市政権「患者不安」置き去りの冷酷非情

  3. 8

    たった1件のクレームで善意が潰される…「やる偽善」すら許されない“病理”

  4. 9

    1949年発行ジョージ・オーウェルの古典SF小説「1984」がフランスでバカ売れのなぜ

  5. 10

    筑波大学の2次募集が受験生と業界で話題 「欠員1人」わざわざ補充のナゼ…どんな人が合格する?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”

  4. 4

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  2. 7

    田尾監督には感謝しかない 電撃解任の際は一緒に辞めるつもりだったけど…

  3. 8

    故・中山美穂さんの遺産めぐる「相続トラブル」報道の実相…ひとり息子の相続放棄で、確執の実母に権利移行か

  4. 9

    ボクシング元世界王者・内藤大助さんは昨年ジム開設「ジィちゃんバァちゃんも大歓迎」

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希がまたも背信投球…指揮官まで「物足りなさ」指摘でローテ降格カウントダウン