30代半ばの店長が面接官…ネットカフェの深夜勤務に絡んでくる酔っ払いもいると教えられ

公開日: 更新日:

ネットカフェ編

「林山さんて宵っ張りですよね。ネットカフェの深夜勤務をやってみたら?」

 知り合いの女性からこんな提案を受けた。考えてみると私はネットカフェを利用したことがない。いわば未知の分野だ。そこでネットカフェの深夜勤務の面接を受けた。

 面接官は30代半ばの木島氏(仮名)。この会社に約10年勤め、2年前から店長をしているという。相手の目をあまり見ず、下を向いてボソボソしゃべるタイプだ。

 仕事は深夜のフロント&客室清掃係。常時2人で働き、1人がフロント、1人が掃除と作業を分担する。客の注文で火を使わない簡単な食事を出すこともある。

「ネットカフェ勤務の経験はありますか?」

「ないんです。すみません」

「履歴書を拝見すると、これまで営業職をなさっていたようですね。営業マンだったら、この仕事は務まりますよ」

 なんだか明るい未来が見えてきた。

■深夜勤務は自給1440円

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも