最も実現してほしいと思う政策 2位と1位は? 3位は「年収103万円の壁」の引き上げ

公開日: 更新日:

 新年度予算案の修正審議は参院に移ったが、今国会、与党が少数のせいで、久々に野党の政策がクローズアップされ、そのいくつかは実現に近づいている。では世論の関心はどうなのか。

 民間シンクタンク・コンサルティング会社・紀尾井町戦略研究所(本社:東京都港区)が先月24日、全国の18歳以上の男女1000人に、野党3党がそれぞれ修正を求めた主な項目のうち、最も実現してほしいと思う政策についてオンライン調査を実施したところ、5位は「介護・障害福祉従事者の処遇改善」。今後、高齢化などがどんどん進み福祉業界の働き手は求められているが、すでに慢性的な人手不足状態。早急に処遇を改善しなければ働き手は増えない……と、喫緊の課題だが、どうなるか。

 4位は「社会保険料負担が生じる『年収130万円の壁』対策」で、3位は「所得税が生じる『年収103万円の壁』の引き上げ」。「年収103万円の壁」を引き上げる政策は、働き控えをしている主婦や、学生アルバイトが働きやすくなる。一方で、実は税率の高い高所得者に対する減税効果が大きい政策であるため反対も多い。税収が大きく減る地方自治体も反対し、議論は収拾がつかない状態になっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意