道具すべてレンタル、電車で移動…「ソロキャンプ 」という愉悦 ブームが落ち着いた今こそ

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たたずみ難易度★★★☆☆(★5つが最難関)

「密」を避けるべしといわれたコロナ禍から始まった「キャンプブーム」だったが、最近は落ち着いている。それでも、自宅でも、職場でもないサードプレースとしてのキャンプは魅力を失ったわけではない。せわしなく過ごすビジネスパーソンの多くが「大自然の中で、一人たたずみたい」との思いを頭の片隅に抱いているのではないか。手はある。キャンプ初心者の本紙40代記者が調査した。

 ものぐさの記者は「あらゆる道具がレンタル可能」「電車で移動できる」を条件にキャンプ場を検索。浮上したのが、茨城・大洗町の「大洗キャンプ場」だった。

 同キャンプ場はテントや寝袋、テーブルやイス、BBQグリルなど、必要なギアの多くをレンタルできる。移動についても、JR上野駅から特急に乗りバスを乗り継げば約2時間で着く。記者が訪ねたのは12月上旬の午後。気温は十数度と寒いが、晴天で絶好のキャンプ日和である。

 まず、現地に到着するや、テントや寝袋など各種ギアの仕様説明を受ける。そして、使わせてもらう区画へ移動し、テントの設営だ。記者はキャンプ経験はゼロ。テントが入った袋に同封されたマニュアルを片手に悪戦苦闘の末、設営を完了。テーブルやイス、BBQグリルの設置を含め、所要時間は小1時間程度だ。

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