避難所生活で体に不調を感じ…用意しておけばよかったモノ 2位と1位は?

公開日: 更新日:

 震度7の能登半島地震で年が明けた2024年。まだ避難所生活を強いられている人がいるが、決して他人事ではない。南海トラフ巨大地震はじめ、いつ大地震に遭遇するか分からないのが現実だ。その日に備え、何を身近に準備しておけばいいのか。こればかりは避難所生活を送った人に聞いておくのが一番だろう。

 第一三共ヘルスケアではこの10月、北陸地方をのぞく日本全国の避難所生活経験のある1010人と、経験のない1056人に防災意識に関する調査をインターネットで実施(調査実施機関=株式会社インテージ)。避難所生活で体に不調を感じた経験者に「用意しておけばよかったもの」を聞いたところ、5位は「石けん、シャンプーなどの洗浄料」。3位の「歯磨きセット」とともに、衛生的な生活を送るために、毎日欠かせないもの。きれい好きな日本人は1日でも使えないと、大きなストレスになり体に不調を起こしそうだ。避難所に備えられていたとしても、周囲と共有しにくい。自分が使うものは自分で用意したい。

 4位は「栄養価の高い食料」。ただ空腹を満たせばよいという食事では避難所生活が長期間に及ぶと体に不調をきたす。厳しい生活を乗り越える力も出ない。自分の好みに合い、かつ栄養価の高い備蓄のきく食料は何かを考えて備えたい。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"