著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

年を取ると身の回りは危険だらけ…「時間とお金」が奪われる

公開日: 更新日:

「ヘルメット? そんなのカッコ悪いよ」

 そんなことを言っている場合ではない。自転車に乗るときは、必ず装着しなければならない。そう、法律で決まっている。

 確かにこれは努力義務で、罰則規定はない。しかし、万が一、転倒したときは重大で、打ちどころによっては死ぬかもしれない。

「カッコ悪い」なんて言っていられない。あなたはすでに十分にカッコ悪くなっている。

「大丈夫、大丈夫、こんな感じで斜めに横断して……」

 うん、近道したいのは分かる。確かに今、車は来ていない。でも、そのうち車がやってきてひかれる確率は格段にアップする。早くこの危険ゾーンから脱しなくてはいけない。もう、若くはないのだ。無理をしてはいけない。

「このくらいの階段は大丈夫。たった2段だから」

 いや、そういう問題ではない。あなたは道路の点字ブロックでもつまずくくらいである。もう、足が上がらなくなっている。常に細心の注意を払い、決して転ばないようにしたい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった