「スメハラ」ですよ! 香水に“マナー”があるの知ってる? ビジネス、プライベート別の付け方をおさらい
香水のマナー【ビジネスシーン】
上手く使えば人の心を鷲掴みにできるアイテム、香水。香りは人の記憶に強く残るので、相手に自分の印象を残したいときに役立ちます。その一方で、マナーを守らないとただの“香害”になってしまうことも…。今回は、香水のマナーをビジネスシーンとプライベートに分けて紹介します。
まずはビジネスシーンでの香水のマナーを紹介します。香水一つで大きなビジネスチャンスを逃してしまうかも!? 使うときは慎重に。
1. 香りは爽やか系に
ビジネスシーンで香水をつけるときは、嫌う人が少なく万人ウケなものを選びましょう。
石鹸系や柑橘系など、爽やかで軽めな香りがおすすめです。好き嫌いの別れるクセが強い香りは避けた方が無難。
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2. つける場所は下半身がおすすめ
ビジネスシーンで香水を使用する場合は、足首や膝裏など、鼻顔から遠い下半身につけるて香りを控えめにしておきましょう。どんなに爽やかでいい香りの香水だとしても、ビジネスシーンでのつけすぎはNG。すれ違うときにふんわり微かに香るくらいがちょうどいいです。
つける量は1〜2プッシュが適量でしょう。
3. 人と会う直前はNG
ビジネスシーンでは、人と会う直前に香水をつけるのは避けましょう。つけるのであれば、人と会う30分前までにしておいて。香水をつけた直後は香りが強いので、会議や商談の相手を不快にしてしまう可能性があります。
香水のマナー【プライベート】
次に、プライベートで香水をつけるときのマナーを紹介します。ビジネスシーンだけでなくプライベートでも、香水の使い方を間違えると人間関係に悪影響が及ぶ可能性が…。最低限わきまえておきたいマナーがこちらの3つです。
1. 飲食店ではつけない方がベター
まず食事を楽しむときは香水をつけない方がベターです。特に高級店に行く際のは香水は控えて。
食事は味覚だけでなく、嗅覚でも楽しむもの。強い香水の香りを漂わせていたら、せっかくの料理の香りを楽しめません。自分だけでなく一緒にいる友人や恋人、さらには周りの他のお客さんにまで迷惑がかかってしまいます。
2. 冠婚葬祭ではつけない
冠婚葬祭でも香水をつけるのは控えましょう。特に招待されているゲスト側なら、なおさらです。
結婚式に招かれた場合、当然ですが主役は新郎新婦。香水で主役より目立ってしまうのはNGです。そして、他の参加者への配慮も忘れずに。強い香りで他のゲストを不快にしてしまうと、新郎新婦も悲しみますよ。
また、葬式は故人を悼む時間。参列者が華やかな香水をまとっていたら、ご遺族が不快に感じるのは当然ですよね。
冠婚葬祭では、自分のおしゃれさよりも周りへの配慮を優先して、香水はつけないようにするのがマナーです。
3. 甘い香りは苦手な人が多い
バニラやベリー系、チョコレートなど、甘い香りの香水が好きな女性もいるかと思いますが、実は好き嫌いが別れるのでこちらも要注意。もちろん、自分の好きな香りを楽しむのは素敵なことですが、甘い香りをかぐと「気持ち悪い…」と感じる人が一定数いるのも事実です。
どんな香りでも人によって好みが別れるのですが、甘い香りが苦手な人は多いと頭の片隅においておきましょう。
香水はマナーを守ってふんわり香らせよう
香水は、周りの人に自分の印象を残してくれるアイテム。ただ、使い方次第で香りがマイナスになってしまうこともあるので、マナーを意識して活用してくださいね。
(コクハク編集部)