横浜市「中村浴場」ミュージックサウナはやっぱりよかねぇ~♪

公開日: 更新日:

中村浴場(横浜)

 横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅から中村八幡宮方面に歩いて10分ほど。戦後創業の「中村浴場」ののれんをくぐり、フロントに座る4代目・青木恩さんにサウナ代+入浴料750円を支払って、タオルセットとロッカーキーを受け取り、お邪魔しま~す。

 懐メロとJポップが流れる脱衣場でパパッと服を脱いだら浴場へ。お、薄紫色のアルプスのペンキ絵がすがすがしいっス。どこかな? 「架空の風景なんです」と4代目は笑ってました。

 汗を流し、L字形浴槽の白湯にザブン。42度。湯船中央は激しめのバイブラで、左端は背中や腰、ふくらはぎ・足裏にボボボの冷水枕つき座風呂2床。右端は43度でプチバイブラの薬湯。湯船は10日ごとに替わり、当日はスカイブルーのヒノキの香り湯でした。ポカポカしたので、サウナに参りましょうか。

「タオルを持って入って下さい」と書かれたドアを開けると、おおっ、脱衣場と同じ音楽が流れてるじゃん。久々のミュージックサウナにテンション上がるわぁ♪ スプルス材ストレート2段ベンチは楽に5人座れる広さで、上段にタオルを敷いてどっこいしょ。

 正面の遠赤外線ガスヒーターは90度設定。ゴツゴツとした抗火石の壁に囲まれた薄暗い空間にドリカムの「未来予想図」が流れてきました。

 真正面の熱源からドライな熱波がジワッジワ~ッと迫ってきて、ドライゆえに鼻呼吸はつらいっス。1曲終わるころには全身玉汗状態で、ユーミンの「デスティニー」にチェンジ。おなじみのハスキーボイスを聴き終えたら、滝汗がダラッダラで1セット目終了。

 水圧半端ない立ちシャワーで汗を流したら、チラーで20度の水風呂にザブン。思わず「あぁ~」と声が漏れて、常連サンに笑われてしまった。「昔は浴場内に金魚が泳ぐ水槽があって、『金魚湯』と呼ばれてたんだ」とはその常連サン。

 2曲1セットで4セット満喫。知らない曲も流れる中、大滝詠一の「君は天然色」とハマショーの「J.BOY」に59歳は胸が躍りまくり。ミュージックサウナはやっぱりよかねぇ~。気がつけば、あまみが手足にうっすらと。涼しい脱衣場の和ベンチで余韻に浸りつつ、ととのいました。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  2. 2

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?

  3. 3

    南海トラフ巨大地震と首都直下型地震に前兆が…「2つとも発生は2025年から7年間」と予測

  4. 4

    「大阪万博の夏」がタフ過ぎる! 長蛇の列、強烈な日差し…“灼熱の我慢比べ”はもう始まっていた

  5. 5

    消えゆく女子大「共学化」による生き残りの成否…“マンモス校”武庫川女子大には4万超の反対署名が

  1. 6

    野良猫の減少に思うこと…「地域猫」の広がりの一方で、生粋の日本猫はどんどん減っていく

  2. 7

    『続・続・最後から二番目の恋』小泉今日子&中井貴一が羨ましい…“生存確認”できる異性の友達を求める女性心理

  3. 8

    トカラ列島・群発地震の不気味 南海トラフ大地震で「日本沈没」は起こるのか? 専門家の見解は…

  4. 9

    「日向灘では1年前から地盤の急激な沈降が進んでいた」的中率は79%…地震予測はどこまで可能か

  5. 10

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  2. 2

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    「続・続・続」待望の声続々!小泉今日子&中井貴一「最後から二番目の恋」長寿ドラマ化の可能性

  5. 5

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  1. 6

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 7

    旧ジャニーズ「STARTO社」福田淳社長6月退任劇の内幕と藤島ジュリー景子氏復権で「お役御免」情報

  3. 8

    ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実

  4. 9

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  5. 10

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に