河本結 “目標のスコア”まであと半分!最大の強味「鋼のメンタル」で首位キープ

公開日: 更新日:

【アースアース・モンダミンカップ】第2日

 目標スコアまであと半分だ。

 初日6アンダーでトップに立った河本結(26)が、この日も68で回り、通算10アンダーで首位をキープした。河本は大会前から「20アンダーを出す」と目標を立てており、2日目までは順調にきている。

 2018年にプロ転向、19年にプロ初勝利を挙げた。同年の米女子ツアー予選会を通り、20年から米国へ主場を移したが、21年シーズン途中に「海外生活になじむことが難しい」などの理由で撤退。国内ツアーに復帰するも苦戦が続き、23年は31試合で予選落ち16回、棄権3回。ゴルフを見直し、2勝目は昨年のNEC軽井沢72まで5年を要したが、「これだけ意思が強く、自己認識力の高い選手は稀です」と、ツアー関係者がこう続ける。

「河本は不振の時、身体改造と意識の改革に取り組んだ。今、フィジカルとメンタルのトレーナー、食事の専門家にも助言を受け、目標が明確になった。自分の現在地を正確に把握し、外野の声に惑わされず、考えをはっきり言葉にできる選手はなかなかいません。昨年は復活優勝を遂げたとはいえ、まだ2勝目です。本人は今のやり方で年間女王を目指している。その目標が実現したとき、堂々と米ツアー再挑戦を宣言するはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  2. 2

    全米女子プロ選手権「PGA肝いり新設コース」は評判最悪…タイパ度外視がゴルフ大国の首絞める

  3. 3

    全米女子プロ会場名物の強風下で武器になる「パンチショット」なぜ打たない?国内コース進化で“習得不要”の皮肉

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  1. 6

    女子プロはゴルフ以外にも学ぶことがたくさんある 早大卒・稲垣那奈子の優勝スピーチは好印象

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    逆ギレ前科あり小林会長は「都合よく選手を利用し、突き放す」…不倫騒動で対応のまずさ際立つ

  4. 9

    女子プロ協会“問題理事”福本佳世氏 遅すぎる辞任のウラ…小林浩美会長は事態を矮小化させようとしていた?

  5. 10

    全米女子プロは風の使い方が明暗を分けた 竹田麗央が3日目に大崩れした原因は…

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?