正直いりません!ダサい服を送ってくる義母。悩める主婦がとった“仕方ない”手段「どうなんだ? とは思うけど…」
正直いりません! 義母の贈り物攻撃にうんざり
令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が頭を抱える“困ったちゃん”的な姑も散見されます。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきと、令和時代を生きる困った姑ちゃんの行動をチェックしましょう。
贈り物はありがたいけれど、どう見ても不用品にしかならないものが大量に送られてくるとに嘆くのは、36歳・結婚7年目のナオミさん(仮名)です。
「義母は裁縫が趣味なんですけど、なんと私の洋服まで勝手に作って送りつけてきます。子どもとお揃いの生地で作っているとかなら、まだ嬉しいんですけど、そういうんじゃなくて、本当に余っている生地を使って流行ガン無視の服を作ってくるんです」
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宅配便のたびにビクビク
ナオミさんの嘆きは止まりません。
「あとは、家庭菜園の手作りの野菜も届くんですよ…。今は野菜が高騰しているので、本当なら嬉しいはずなんですけど、届く時には萎びているので使い物にならないの。
100円ショップで買えるおもちゃも対象年齢とか関係なく大量に送ってきますが、正直子どもが関心を持たないものばかりで…。
義母の気持ちは嬉しいですけど、宅配便が届くたびにゾッとしています」
悩める妻の選んだ対処法は?
迷惑だけれど、直接は指摘できない。余計なことを言って、義母を傷つけたくもない。
そんなナオミさんがとった対処策は…?
「もうね、割り切って捨てることにしました! 最初のうちは、不用品とはいえ贈り物を捨てるのに心が痛んだんですけど、そんなことを言っていたら、我が家がゴミ屋敷になっちゃうので。
100均のおもちゃも相変わらず送ってくるので、開封して子どもに持たせて写真を撮って、その写真を義母にお礼と一緒に送ったらおもちゃは捨てています。
洋服は、さすがに喜んでいると思われたくないので着ている写真は撮りません。そこは義母が、察してほしいところですね。まぁ今のところは、察してくれていませんけど。
野菜に関しても、捨てています。せっかく収穫したものではありますが、すでに傷み始めている可能性もあるから無理に食べて体調を崩しても嫌なので…。容赦なく捨てるのを実践し始めてからは、姑からの宅配便が届いても前よりストレスに感じなくなりました!
まぁゴミが増えているので、環境面としてはどうなんだ? っていうのはありますけど…」
必要なのは“割り切り”
存在が不快なわけでも妻に対して意地悪なわけでもないけれど、心底対応に困る姑っていますよね。
義母との関係に波風を立てずにストレスを減らすためには、ある種の “割り切り”をもつことも大事◎。
世代も生きている環境も異なる関係だからこそ、姑と完全に価値観が一致することは稀です。表立った対立は避けつつも、我慢をし続けることはしない。
余計なストレスは自分の判断で極力減らすのが、令和時代の妻の心得として有効かもしれません。
(並木まき/ライター・エディター)