著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(31)命がけで撮ってきた写真を持ち込み、杵島隆先生に弟子入りを許された

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇

増田「杵島隆先生の助手になったのが1962年。昭和37年ですね」

加納「1964年だね、独立したのが。2年やって独立した」

増田「杵島先生のところでプロの技術を学んでからの独立ですね」

加納「そうだね。20歳の時に行って」

増田「中学時代から付き合って初めて抱いた女性、初体験をした彼女ーー後の奥さまも連れていってたんですか」

加納「彼女のほうが先に行ってたんだよ。高校出てしばらくは俺は名古屋の小川藤一先生のところにいたでしょう。彼女は横浜に親戚がいてね。そこに移って働いてた。その1年半後くらいに俺も上京した」

増田「上京当初は市工芸(名古屋市立工芸高校)の同級生だった武蔵野美大*の友人のところに一緒に住んだんですよね。ということは典明さんは都内ですか」

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