(1)夏の無理なダイエットは禁物…猛暑疲れに拍車をかける

公開日: 更新日:

 例年より早く始まった猛暑で、体調を崩す人が増えています。熱中症や食中毒といった夏に多い病気だけでなく、受診とまではいかない心身の不調で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

 40年以上「食と健康」をテーマに地域医療に取り組んできた矢端幸子医師(皮膚科医)は、こう言います。

「梅雨明け前から続く猛暑で、今夏は早くも“猛暑疲れ”で、疲労、食欲不振、睡眠障害などに悩む人が増えています。こういった小さな不調を放置すると、体力や免疫力の低下を招き、感染症をはじめ病気にかかりやすくなります。暑さはこれからが本番。猛暑を乗り切るために、今のうちに、“猛暑疲れ”対策をすることが大切です」

 矢端医師によると、夏は食欲が低下し、栄養不足に陥りがち。猛暑が続く時こそ食事に気を付ける必要があるそうです。

「基本はバランスのいい食事ですが、夏に不足しがちなたんぱく質やミネラルなどを意識して取るといいでしょう」(矢端医師)

 矢端医師が気になるのは、若い女性が陥りがちの無理なダイエットだそうです。夏は露出の多い服装が多いため、女性は無理なダイエットに走りがち。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  3. 3

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  4. 4

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  5. 5

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」【全編】

  1. 6

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  2. 7

    上野樹里“ガン無視動画”にネット騒然! 夫・和田唱との笑顔ツーショットの裏のリアルな夫婦仲

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  5. 10

    パックン、長谷川ミラにも批判殺到…「ABEMA」違法外国人問題を巡りフィフィも参戦、海外ルーツのタレントにも分断起きる