好調日本勢ルーキーの前に突如現れたデカイ山…英ウォードが史上3人目「プロ転向後初戦V」の快挙
【ISPSハンダ・スコットランド女子オープン】
今季の米女子ツアーは日本人ルーキー5人の活躍が目立つ。すでに竹田麗央、岩井千怜(23)が優勝を果たし、双子の姉・明愛も2位2回、山下美夢有(23)もポイントランキング20位につけ、この4人が新人王争いの上位を占めている。
今大会も山下が通算8アンダー10位で6度目のトップ10入り。岩井明愛も6アンダー16位に入り、31日開幕の全英女子オープンへ弾みをつけた。9位から優勝を狙った竹田は78と崩れ1アンダー38位に終わった。
そんな日本人ルーキーの前に、とんでもない強敵が現れた。大会レコードの通算21アンダーで頂点に立ったイングランドのロッティ・ウォード(21)だ。
昨年のオーガスタナショナル女子アマ優勝の元世界アマチュアランキング1位。今月の欧州女子ツアーのKPMGアイルランドオープンで2位に6打差をつけて圧勝し、2週前のメジャー、エビアン選手権は1打差でプレーオフに残れず惜しくも3位。フロリダ州立大学を中退し、今季から新設された「米ツアーメンバーの資格を得るためのポイント制度「エリートアマチュアパスウェイ」の第1号となった。