父親が持ち帰ったパルテノン神殿の“破片”は…ギリシャ最古の神殿の“歴史的遺産”だった!

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 ギリシャのパルテノン神殿で発見された小さな大理石の“破片”をめぐる物語が、注目を集めている。

 話は1930年代にさかのぼる。ガエターノ・クローチェさんというイタリア海軍の潜水艦乗組員がアテネに寄港した際、アクロポリスのパルテノン神殿の麓(ふもと)で、蓮の花とヤシの葉のような模様が彫られた小さな大理石の破片(約8.2センチ×11.4センチ、重さ約1.2キロ=写真)を見つけた。

 当時は文化遺産保護の観念がほとんどなかったこともあり、ガエターノさんはその破片をお土産として持ち帰った。

 第2次世界大戦中、ガエターノさんはイギリス軍の捕虜となったが、戦後釈放され、戦後の混乱を避けるために家族とともにチリへ移民、サンティアゴ近郊に居を構えた。大理石の破片は家族の家宝として持ち運ばれ、食器棚の飾り物として保管されていた。

 現在、チリ南部のビジャリカに住む息子のエンリコ・クローチェさん(77)によると、ガエターノさんは来客があるたびにその破片を「パルテノン神殿のものなんだ」と自慢していたという。

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