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井上理津子ノンフィクションライター

1955年、奈良県生まれ。「さいごの色街 飛田」「葬送の仕事師たち」といった性や死がテーマのノンフィクションのほか、日刊ゲンダイ連載から「すごい古書店 変な図書館」も。近著に「絶滅危惧個人商店」「師弟百景」。

(1)亡き夫が気持ちよく眠っているようで…

公開日: 更新日:

「エンバーミング後の夫と対面すると、気持ちよく眠っているようで……。胸をなで下ろしました」

 悲嘆そのものが消えるわけではない。しかし、最後の対面が穏やかなものになることで、恐怖や混乱の記憶が和らぐ可能性は十分にある。

 家族葬を行った山川さんの場合、全葬儀費用約120万円のうち、20万円がエンバーミング費。「決して高くなかった」と感じている。

【連載】遺族の悲しみを軽減させるエンバーミング

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