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堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本媒体以外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラムを連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。 公式X

「タモリは面白いか」論争は不毛でしかない 話が通じない人との議論を“秒”で終わらせるコツ

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頭ごなしに反論しても届かない

 一口に「おもしろさ」と言ってもさまざまな尺度があるにもかかわらず、ヒカルさんは自分の信じる狭義の意味でしか測っておらず、「おもしろさ」の多様性を認めていないスタンスです。

 ですから、ヒカルさんに対して頭ごなしにいきなり違う定義のおもしろさで反論しても、彼にはその真意が届かないでしょう。

 議論が平行線をたどらないようにするためには、ヒカルさんの提唱する《個の言動で爆発的な爆笑を生み出すこと》もひとつの指標だと認めてあげる。そのうえで、しかし「おもしろさ」にはほかにもいろいろな指標があることを、ヒカルさんと認識共有する必要があったのです。

 つまり、いきなり論破しようとするのではなく、理解し合おうという姿勢が重要だったのではないでしょうか。ヒカルさんの「おもしろさ」の判断の仕方は狭義な解釈だったため、「おもしろさ」にはもっとさまざまな角度から評価できる広義な解釈ができるのだと、彼に教えてあげれば不毛な議論はすぐに収束していたはずです。

■無駄な議論をしないコツ

 みなさんも会社の同僚と話しているときに、「プロジェクトはどう進めるべきか」「後輩へどういう指導をしていくべきか」といった議論が勃発し、意見が割れてイライラしてしまったなんて経験があるかもしれません。

 そんなときも闇雲にディスカッションするのではなく、まずプロジェクトはどんな結果を出せれば成功なのか、費やしたリソースに対しての成功確率の算出や、そのうえで失敗のリスクも覚悟できるのかといった認識を共有しておくべき。

 後輩はどんな結果を出せる社員に育ってほしいのか、育成における労力・コストの認識、厳しく指導した場合のリスクをどこまで容認できるかといった認識も擦り合わせておくべきでしょう。

 議論のテーマの定義付けや目指すゴールの定義付けが曖昧なままだと、話し合いが延々と平行線をたどり、みなさんの貴重な時間が無駄になりかねません。

 逆に言えば、最初の段階できちんと定義を明確化し、認識を統一してから話し合えば、“秒”で議論が終わることもざらにあるのです。

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