ようやくクマ1頭捕獲の宇都宮では24時間交代で動向監視…自治体職員にのしかかる心身の負担は冬眠まで続く
■ヘリとドローンで大捜索
市に最初の目撃情報が寄せられた6日以降、宇都宮市消防局からは消防隊、ドローンを扱うチーム、現場を取り仕切る部隊、さらに救急の4隊が現場に急行。一方、栃木県警は宇都宮東署、南署、中央署、本部から、のべ100人を超える警察官が駆け付けた。県警関係者がこう言う。
「地域課の制服警察官をメインに、土日は当直態勢で臨みました。捕獲当日は現場もてんてこ舞いでした。クマがどこにいるか分からなかったので、ヘリを飛ばし、機動警察隊と一緒に空と地上から捜索しました。行政や消防を合わせると相当数の人員で対応にあたった。さすがに宇都宮市内でクマが出没するのは想定外でした」
栃木県からも麻酔銃を扱う獣医師2人を含む数人と宇都宮市から職員10人ほどが現地入りした。
「6日から職員が24時間交代でクマの動向を監視していましたので、疲労もたまっています。ただ捕獲した個体以外にも別のクマが潜んでいる可能性があるので、一部の職員は引き続き警戒にあたっています。今後も同様のケースが生じることも考えられ、対応策を検討します」(市農林水産流通課担当者)
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