東京に人食いクマ生息か? 奥多摩の山中で上半身のない遺体発見の衝撃

公開日: 更新日:

 クマに食われたのか──。

 19日午後1時ごろ、東京都奥多摩町日原の仙元峠の登山道付近で、警視庁青梅署員が年齢や性別不明の遺体を発見した。遺体はズボンをはいた状態で上半身がなく、周囲には複数の人骨があった。近くに大型動物のフンと多数の足跡が残っていた。現場は奥多摩町と埼玉県秩父市の境にある「長沢背稜」と呼ばれるエリアで、一帯はクマの生息域になっている。

「遺体には動物に損壊された痕があり、土の中に埋められていた。クマが捕獲した獲物を横取りされないよう隠していたとみられる。リュックに残されていた身分証明書と捜索願が出されていた行方不明者の名前が一致した」(捜査事情通)

 翌20日には岩手県西和賀町の沢付近で、85歳の農業の男性が死亡した状態で見つかった。遺体は損傷が激しく、近くにいたクマに襲われたとみられている。昨年度は全国で過去最多の13人が犠牲となったが、今年度は未特定ながらすでに岩手で3人、山形で1人、東京で1人と、計5人がクマに襲われ、死亡した可能性がある。

 下半身だけ残された遺体がクマによるものと確認されれば、都内では初の事態となる。奥多摩町では17日にも六ツ石山を登山中のロシア人観光客がクマに襲われ、重傷を負ったばかり。同日、八王子市でも2頭のクマが目撃されている。

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