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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

旭川女子高生殺害事件 内田梨瑚被告への求刑「懲役27年」はどうやって決まったのか?

公開日: 更新日:

 今回の事件では、被害者が亡くなっていることや犯行の悪質性は重い事情です。一方で、前科の有無、反省の状況、被害者側の処罰感情、共犯者との刑のバランスなども考慮されます。検察官は、こうした事情や過去の裁判例を踏まえ、「27年が相当である」と判断して求刑したものと考えられます。

 もっとも、求刑はあくまで検察官の意見に過ぎません。実際に刑を決めるのは裁判所です。そのため、判決では27年より軽くなることもあれば、求刑に近い年数になることもあります。特に今回は、共犯者とされる女性に対してすでに懲役23年の判決が確定しており、裁判所はこうした共犯者との均衡も意識すると考えられます。

 求刑や判決のニュースを見る際には、「何年になったのか」だけでなく、「なぜその年数になったのか」にも注目すると、事件の見え方が少し変わるかもしれません。

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