著者のコラム一覧
首藤由之年金・老後資金アドバイザー、特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー

1959年生まれ、慶応大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。「AERA」「週刊朝日」などで主に経済分野を取材執筆、朝日新書編集長、書籍編集部長などを歴任後、編集委員。現在は人生後半期のマネー関連の取材、記事執筆を行っている。著書に「これだけ差がつく! 老後のお金」(ディスカヴァー携書)、「『ねんきん定期便』活用法」(朝日新聞出版)、「『貯まる人』『殖える人』が当たり前のようにやっている16のマネー習慣」(CEメディアハウス)。

(15)給料が高い人は年金停止、繰り下げでも増えない

公開日: 更新日:

基準額は今年度から大幅に引き上げられた

「長く働く」場合のあれこれについて述べてきたが、働き方によって報酬はもちろん、生活スタイルや生き方も変わることがおわかりいただけたと思う。もうひとつ、給料が高い人には固有の注意点があるので、「長く働く」の最後にそれについて触れておこう。

 年金をもらいながら会社で働く場合、一定のレベルより給料が高いと年金がカット(正確には「支給停止」)される制度があるのだ。

 ちょっと言葉は難しいが、制度の名前は「在職老齢年金」という。最悪、年金全額がカットされる可能性があるので、中小企業の社長さんや大企業の役員の方らは制度の中身を知っておいた方がいい。

 カットされる可能性があるのは「老齢厚生年金」だ。もっと言えば、そのうちの「報酬比例部分」である。老齢基礎年金の方は同時に受給していてもカットされない。

 どういう仕組みでカットされていくのか。 

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【連載】老後のマネーは総力戦 貯蓄頼みは破綻する

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