(42)酷暑の午後の涼み酒
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やはり、ここは、酒でしょう。
先般は、バーに入った。午後早くからの取材を終えて、緊張も解けたところで、ひどく渇いていることに気づいた。幸いなことに、近くに午後2時から開けているバーがある。場所は銀座2丁目。「たか坂」というバーだ。
日比谷から銀座2丁目まで汗を垂らし、口中カラカラに渇きつつ、私は勢いよく歩いた。
静かな店内には、2人の先客がいて、静かに飲んでいた。
頼んだのはジンフィズだ。オーナーバーテンダーの高坂壮一さんは、銀座三笠会館地下にあった「BAR5517」で、名バーテンダー稲田春夫さんの右腕として活躍した後、いまの店をオープンした。高坂さんと私はもう25年くらいの付き合いになる。
うまそうなジンフィズが出てきた。これは言ってみればジン入りのレモンスカッシュ。渇いた咽喉に最高の快楽をもたらす。酷暑の午後の駆けつけジンフィズほどうまいものは、そうそう見当たらないと思う。

















