著者のコラム一覧
若月澪子ルポライター

1975年生まれ。ジャーナスリト。大学卒業後、NHK高知放送局・NHK首都圏放送センターで有期雇用のキャスター、ディレクターとしてローカル放送の番組制作に携わる。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中。

狭い世界で生きるシニア男性が夢を託す大谷翔平は自身のアバターなのか? テレビの向こうで繰り広げられる「代理戦争」に自らを投影してしのぐ「人生の残り時間」

公開日: 更新日:

大谷を「鬼推し」するリタイアしたおじさんたち

 大谷翔平は日本のシニア男性にとって、もはや「孫」であり、「自分の分身」である。さしずめ、「シニア男性の夢にシンクロする分身」とでも言えばよいのではないだろうか。

 2025年のワールドシリーズなどにおける性別・年代別の視聴分析を見ると、65歳以上の男性の視聴率は突出して高いことが分かっている(一部データで同層の視聴率が13.7%を記録)。

  これはテレビ視聴率が低迷する昨今において、さらにはテレビ視聴者がほとんどいない午前中においては驚異的な数字だ。この数字を底上げしているのは、リタイアしたおじさんたちである。

 また、笹川スポーツ財団が実施した「スポーツライフに関する調査」の「好きなスポーツ選手」では、60歳代と70歳以上の回答は半分以上が「大谷翔平」を挙げており、大谷を「鬼推し」するシニアの実像が浮かび上がる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    天皇が暖房なしで深夜まで4時間の儀式に臨む…11月23日「勤労感謝の日」に宮中で行われる新嘗祭とは

  2. 2

    愛子さまカレンダーが発売前から「1位」の人気…佳子さま「27年版」は見当たらず、皇室カレンダーに映る“世代交代”

  3. 3

    紅葉&ハイキングシーズンにクマと遭遇しない方法 “クマなし県”は全国に13

  4. 4

    遅すぎた「せどり」参入 物販ビジネスに退職金をつぎ込んだシニアの悲惨な現状

  5. 5

    公式そっくりな「ファンアート」がSNSで増加…「ちいかわ」二次創作騒動で思い出される2005年の「ドラえもん」同人誌回収問題

  1. 6

    広がる熟年離婚…「妻に捨てられる夫」の特徴は4つ、では夫が見限る妻とは?

  2. 7

    今年も2人死亡16人重軽傷…地元も意見が割れる「だんじり祭り」岸和田住民に聞いた賛成派と反対派の胸の内

  3. 8

    天皇がいなければ総理大臣も決められない? 皇族数の減少が招きかねない日本の重大問題

  4. 9

    「くしろ湿原ノロッコ号」のラストラン撮影で線路脇の樹木伐採…“撮り鉄”の非常識行動はなぜ続く? 背景に特殊な“界隈ルール”

  5. 10

    SNSフォロワー430万人超! YouTuber「けんた食堂」さんに聞く家庭料理の奥深さ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈55〉仮死状態で生まれた三男、「視聴率30%と交換してくれ」と星空に願ったら…

  2. 2

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天

  3. 3

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 4

    巨人復帰有力の阿部前監督に「補強最前線」の大仕事 標的の床田寛樹は阪神と争奪戦、森下暢仁はメジャー挑戦公言

  5. 5

    日テレ森圭介アナは社労士合格 「news LOG」和久田麻由子アナ、さらなる飛躍を目指せる「資格試験」のススメ

  1. 6

    大谷翔平に“限界説”…米スポーツ誌は「投手断念」と指摘、左膝は2度目の手術の可能性も

  2. 7

    リール上田綺世が「足底筋膜」完全断裂でアジア杯絶望…森保J「1トップ」奪取狙う若手FW3人の名前

  3. 8

    維新・中司宏大臣ついに国会で追及される!「裏金疑惑」証拠音声データ「自分の声だ」認めた

  4. 9

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  5. 10

    声優・講談師の麻上洋子(一龍斎春水)さん 童謡詩人・金子みすゞの伝承イベントをライフワークに

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス