著者のコラム一覧
若月澪子ルポライター

1975年生まれ。ジャーナスリト。大学卒業後、NHK高知放送局・NHK首都圏放送センターで有期雇用のキャスター、ディレクターとしてローカル放送の番組制作に携わる。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中。

狭い世界で生きるシニア男性が夢を託す大谷翔平は自身のアバターなのか? テレビの向こうで繰り広げられる「代理戦争」に自らを投影してしのぐ「人生の残り時間」

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サラリーマン引退後に、にわかに熱心な大谷ファンに

「私の子どものころには、スポーツと言えば野球くらいしかなかった。王や長嶋に熱狂しましたが、それ以降はそれほど野球を熱心に見ていたわけではありません」

 サラリーマン時代はプロ野球に関心があったワケではないというKさん。しかし大谷がメジャーにデビューしてからは、にわかに熱心な大谷ファンとなった。

「礼儀正しくて、精悍で、心根が純粋で、チャラついたところが一切ないので応援したくなりますね。日本を代表して、チューインガムを噛んで憎たらしいアメリカの選手をねじ伏せる姿が誇らしい。彼が出ないメジャーの試合は見る気がしない」

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