著者のコラム一覧
若月澪子ルポライター

1975年生まれ。ジャーナスリト。大学卒業後、NHK高知放送局・NHK首都圏放送センターで有期雇用のキャスター、ディレクターとしてローカル放送の番組制作に携わる。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中。

60歳以上も働くために必要なのは NISAでも、資格でもなく「体力」 マクドナルドでパートするシニアが明かす「筋トレ」の重要性

公開日: 更新日:

【第9回・後編】マクドナルドでパートするJさんの場合

「人生100年時代のロールモデルがいない」――退職後のサラリーマンが迷走している。キャリア、居場所はリセットされ、年金不安時代は資産形成も「自己責任」。「人手不足」の号令の下、今日もシニアは働き続ける。『副業おじさん』『過労シニア』のルポライター・若月澪子が、奮闘し続ける令和シニアの素顔を追う。

  ◇  ◇  ◇

「シニアになっても働き続けるために、必要な素質とは何か?」

 こう尋ねられたら、筆者は迷いなくこう答えている。

「体力です」

 何を当たり前のことを…と思われるかもしれないが、これはマジな話である。

 シニア世代の取材を通して思うのは、65歳以上で働いている人はとにかく体力があることだ。持病を持っている人も多いが、「体力」はあるのだ。

 そもそもシニアに紹介される仕事は配達、清掃、警備など体を使う「肉体労働」が多い。

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