ビジネスホテルなら旅行予約サイトより直接予約をおすすめするシンプルな理由
東横INNは「原則ワンプライス」
そして、私がよく利用しているビジネスホテルチェーンのひとつが東横INNである。今年2月には、47都道府県で唯一店舗がなかった高知県に「東横INN高知」が開業した。1986年に東京・蒲田で第1号店を開業してから40年。ついに全国47都道府県への出店を達成した。今年3月末時点で海外を含め364ホテル、7万9833室。その後の新規開業で8万室も突破した。
東横INNの魅力は、何といっても料金が分かりやすいことだ。今のホテル業界では、需要に応じて料金が変動する「ダイナミックプライシング」が当たり前になった。大型イベントや連休が重なると、普段の2倍、3倍になることも珍しくない。一方、東横INNは特別日を除き、平日・日曜、土曜・休前日などを基本とする「原則ワンプライス」。最近は都心部の一部でシングル1万円を超えるホテルもあるが、私自身は7000~8000円程度で泊まることが多い。
特に繁忙期は、周辺のビジネスホテルの半額以下ということもある。当然ながら、そんな日は予約も争奪戦になる。ただ、ここで諦めてはいけない。キャンセルが出れば公式サイトに反映されるので、こまめにチェックしていると突然空室が出ることがある。私も移動中などに何度も確認し、直前で部屋を確保できたことがある。
■少し工夫するだけで差が出る
もうひとつ、覚えておくと便利なのが「ミッドナイトプラン」だ。
当日に空室がある場合、午後11時以降に公式サイトから予約でき、シングル6000円前後で泊まれることがある。飲み会が長引いて終電を逃しそうな時や、翌朝早い出張で前泊したい時などに使える。私も何度か重宝している。ただし、当然ながら満室なら利用できないので、当日の空室状況は確認しておきたい。
さらに、入会金1500円、年会費無料の「東横INNクラブカード」に入れば、宿泊料金の割引に加え、10泊でシングル1泊が無料になる。実質1割が還元されることになるが、無料宿泊はその日のシングルルームが基準になるので、都市部の週末で使うのがおすすめである。
ビジネスホテルの活用において、同じ都市にも複数のビジネスホテルがあるチェーンでの予約のコツは、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡など店舗数が多い都市では、1軒だけを狙うのではなく、エリア単位で検索するのもコツだ。「この駅でなければダメ」と絞り込みすぎないほうが、ぐっと予約しやすくなる。ホテル代が高くなっている今だからこそ、予約方法を少し工夫するだけでも差が出る。次の出張や旅行では、公式サイト、宿泊予約サイトも含めて比較検討したうえでベストなホテルを選んで欲しい。

















