ブームに陰り? クラフトジンは日本に根づくか…共同開発で新ジャンル開拓も

公開日: 更新日:

 かねて「厚岸」に着目していた「五島」の門田クニヒコ代表が、「厚岸」を運営する堅展実業の樋田恵一社長に共同開発を持ちかけたのが始まりだったという。

「ウイスキーとジンはカテゴリーが違い、それぞれ造り方も違うのですが、『その土地の風景をお酒で表現する』という哲学が共通していたのです。これからは、お客が驚くような新しいおいしさの発見がなければ、クラフトスピリッツというカテゴリー自体が成長できないという思いがありました」(門田代表)

 欧州では2010年ごろからクラフトジンの人気が高まり、近年は日本の100倍という巨大市場に。その中で玉露、ユズ、山椒などを使用した「ROKU」(サントリー)や「季の美」(京都蒸溜所)などは、日本のクラフトジンとして人気が高いという。

「国内のクラフトジン生産量は10年前の5倍に拡大しているという統計もありますが、まだカクテルの割り材に使われる安価なジンとの区別がつかない人も多い。逆に、それだけ伸びしろが期待できるとも言えます」(前出の業界関係者)

 果たして日本のクラフトジンは、国内外で根づいていけるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  4. 4

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 5

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  1. 6

    一発で免許停止も…9月から法定速度改正「時速30キロ」生活道路の見分け方

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    自民党内に内閣改造の“タマ”がいない…女性閣僚「目玉不在」に高市首相が“苦悶”

  4. 9

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 10

    止まらない「人手不足倒産」…8月は過去最多を記録、もはや“ブラック企業”は成り立たない