大谷翔平4戦連続欠場でもIL入りを逡巡させる「二刀流ルール」のワナ ド軍指揮官にとっても盲点だった?

公開日: 更新日:

 ドジャース移籍後では初めてのことだ。

 大谷翔平(32)が日本時間7日のナショナルズ戦で4試合連続の欠場となった。3日のカージナルス戦で今季初の1試合4三振。移籍後ワーストとなる60打席ノーアーチとなり、翌4日から欠場を強いられているのだ。

 これまでに明らかになっている左膝、右上腕に加え、新たに首にも故障が判明。満身創痍の大谷にロバーツ監督は去る5日、「右上腕と首のあたりに力が入らないような感覚があった。思い通りに動かない。顔をしかめたり、腕を振ったりしたのはそれが原因」と話していた。さらに6日の試合前にケージでの打撃練習を行ったことを明かしたうえで、「今日打ってみて状態が良くなければ、IL入りは当然、検討すべき選択肢になる」と明言。エンゼルス時代の2023年9月に右脇腹痛でリタイアして以来、ド軍では初となる負傷者リスト(IL)入りも浮上している。大谷が打撃練習を行った試合後は、「どの程度の強度だったかは分からないが、打撃コーチによると、ある程度しっかり力を入れてスイングしていたと聞いている」と話し、スイングでの痛みについては報告はなかったとしたものの、7日以降の出場については「球場に来てみて、どういう状態なのかを確認したい」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 球団周辺では、そんなヘロヘロの大谷のIL入りを勧める声もある。

 ド軍は今季ここまで85勝57敗でナ・リーグ西地区の首位を快走。残り20試合で地区優勝をほぼ確実なものにしているからだ。

 一方、プレーオフのシードを巡っては、東地区首位のブレーブスと熾烈な「第2シード」争いを繰り広げている。6日時点でブ軍に1ゲーム差をつけてリードしているものの、今季の直接対決では負け越しており、同率で並んだ場合はブ軍の後塵を拝してワイルドカードシリーズに回ることになる。シードを確保するためにも、1試合でも多くの勝ち星を重ねておきたいのは確かだ。

「さらに、大谷のIL入りの障壁となっているのが『二刀流ルール』の存在です」

 と言うのは、米特派員のひとりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    中日・工藤新監督「藤浪獲得&再生」へ期待の声 “暴れ馬”にこそ効く知識豊富な指導力

  2. 2

    山﨑武司氏が激白! 中日新監督・工藤公康氏の素顔と期待「野村克也さんと重なる部分が多い」

  3. 3

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 4

    巨人復帰有力の阿部前監督に「補強最前線」の大仕事 標的の床田寛樹は阪神と争奪戦、森下暢仁はメジャー挑戦公言

  5. 5

    大谷翔平の不振より深刻なロバーツ監督の“ヘボ采配”…佐々木朗希の1回降板にも批判噴出

  1. 6

    巨人「第2次由伸政権」誕生なら前途多難…DeNAに3年連続CS敗退、監督経験者3人の“トロイカ体制”へ

  2. 7

    ドジャースに3連勝のブルワーズに「サイン盗み」疑惑…複数の米メディアが報じる

  3. 8

    巨人が貧打解消へ「由伸2世」がドラ1候補に急浮上! 明大・榊原七斗は将来トリプルスリー狙える逸材

  4. 9

    星野仙一は阪神に残るつもりだったが…優勝で収入倍増も、電鉄の“閉鎖体質”は変わらなかった

  5. 10

    (1)忍び寄る“暗黒時代”の足音…リーグ連覇の陰で深刻化した「主砲依存」と極度の育成不全

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈55〉仮死状態で生まれた三男、「視聴率30%と交換してくれ」と星空に願ったら…

  2. 2

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天

  3. 3

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 4

    巨人復帰有力の阿部前監督に「補強最前線」の大仕事 標的の床田寛樹は阪神と争奪戦、森下暢仁はメジャー挑戦公言

  5. 5

    日テレ森圭介アナは社労士合格 「news LOG」和久田麻由子アナ、さらなる飛躍を目指せる「資格試験」のススメ

  1. 6

    大谷翔平に“限界説”…米スポーツ誌は「投手断念」と指摘、左膝は2度目の手術の可能性も

  2. 7

    リール上田綺世が「足底筋膜」完全断裂でアジア杯絶望…森保J「1トップ」奪取狙う若手FW3人の名前

  3. 8

    維新・中司宏大臣ついに国会で追及される!「裏金疑惑」証拠音声データ「自分の声だ」認めた

  4. 9

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  5. 10

    声優・講談師の麻上洋子(一龍斎春水)さん 童謡詩人・金子みすゞの伝承イベントをライフワークに

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス