客が注文トラブルで従業員に射殺される…米フロリダ州ファストフード店での事件に衝撃走る
米国では感情に任せてカスハラしたら殺される場合もあるのか……。フロリダ州キシミーのファストフードチェーン「チェッカーズ」で、従業員を罵倒した客が射殺される事件が起き、衝撃が走っている。
オセオラ郡保安官事務所に殺人の容疑で逮捕されたのは、同店の従業員イライジャ・マッキー容疑者(23)で、事件が起きたのは今月21日夜10時すぎ。発端はドライブスルーでの注文をめぐる口論で、男性客(51)がマヨネーズの小袋を追加で求めたことが引き金となった。最初は女性従業員が男性に対応していたが、途中からマッキーが介入。
目撃者によると、「腰抜け(bitch)」とか「ヘタレ(pussy)」などと罵倒されたマッキーが「俺がヘタレがどうか教えてやるぜ」と言ってベルトから銃を抜き、男性の胸に銃弾を撃ち込んだという。
男性はすぐに病院に搬送されたが、死亡が確認された。
マッキーは現場から逃走したが翌22日、近くのホテルの階段下に隠れているところを発見され、逮捕された。その後、第1級殺人罪で起訴され、現在保釈なしでオセオラ郡刑務所に拘束されている。
それにしてもファストフードの従業員が銃で武装しているとは、やはり米国は恐ろしい。