猛暑の米ニューヨークで水鉄砲遊びが「銃撃事件」に発展! 17歳少年死亡で高まる地元の危機感
米国で水鉄砲で遊んでいた17歳の少年が、口論の末に別の少年から本物の銃で射殺されるというショッキングな事件が起きた。
悲劇が起きたのは6月24日の夜、ニューヨーク市ブロンクス区のスターライト・パークでのこと。この日のニューヨークは気温が37度に達し、記録が残る1870年以来、最も暑い「6月24日」という異常な猛暑だった。そんな中、暑さをしのぐために集まった10代の若者たちが水鉄砲遊びを楽しんでいた。
被害者のダレル・ハリス君もその1人だった。ダレル君は別の少年から執拗に頭に水鉄砲で水をかけられたことにイラ立ち、相手にやめるよう求めたところ、口論に発展。目撃者によると、夜8時15分ごろ、激高した容疑者が本物の銃を取り出し、ダレル君に向けて発砲したという。
弾丸はダレル君の頭部と右腕に命中、すぐに病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。
NY市警によると、容疑者はパーカー、黒いスウェットパンツ、黒いスキーマスクを着用しており、発砲後、徒歩で逃走。 現場には9ミリの薬莢2個が残されていた。