人口動態統計で全国7位 なぜ秋田県は「自殺率」が高いのか? 地元出身筆者が耳にした 「陰湿な県民性」

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■コロナ騒動で発覚した陰湿さ

 2020年から始まったコロナウイルス騒動は、忘れられないことを経験した。実は、秋田を離れて首都圏で暮らす出身者は、家族から「絶対に帰って来るな」と言われることが相次いだ。「もし感染者が家から出たら“村八分”にされる」「絶対に陰口を叩かれ、いじめに遭うリスクもある」ことを心配してのものだった。

 実際、コロナの感染者を出した家の情報は、SNSをはるかに上回るスピードで地域の人たちに急速に広がった。結果、感染者が暴言を吐かれたり、窓ガラスに石を投げつけられた例があると聞く。当時は日本中がコロナに恐怖を感じていた時代とはいえ、地域住民の間で助け合おうという感覚は、残念ながらまったくなかったといえる。

 筆者の友人は、コロナ禍の前には1年に何度も帰省していた。ところが、2020年に緊急事態宣言が出た際に「帰って来るな」と言われたことで精神的に傷つき、それから一度も帰っていないという。「田舎の陰湿さに嫌気がさした」というのが理由だが、こうしたトラウマを負ってしまった人はかなりいるのではないかといわれている。

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