小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

経営危機の「大塚家具」“かぐや姫”久美子社長が進む茨の道

公開日: 更新日:

 経営危機に瀕している大塚家具の「かぐや姫」こと、大塚久美子社長がどうにか資本支援に道をつけた。久美子氏は昨年6月ごろから、10社以上の候補先と資本・業務提携交渉を進めてきたが、結局、最後にホワイトナイトとなったのは日中間の越境EC(電子商取引)の運営・支援を手掛けるハイラインズと、米系ファンドのイーストモア・グローバルという海外勢だった。

 両社からの第三者割当増資などにより、総額76億4877万円を調達する予定だ。同時に、大手家電量販店のヤマダ電機と業務提携を結ぶ。これで課題であった財務基盤の強化と販売力の底上げが展望できることになり、「大塚家具が破綻することはなくなった」(大手信用情報機関)と受け止められている。

「久美子氏の粘り腰ということだろうね」

 あるメガバンクの幹部は、今回の大塚家具の資本調達を評価する。もともとヤマダ電機との提携は久美子氏が持ち込んだ話だったが、反久美子氏側に漏れて潰されたとみられていたからだ。

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