日産西川社長に不正発覚 13年役員報酬を4700万円カサ上げ

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「西川広人社長らが役員報酬を不正にカサ上げして受け取っていた」――日産自動車の内部調査でこんな衝撃的な事実が発覚し、社内に激震が走っている。近く開かれる取締役会に調査結果が正式に報告される。

 西川氏は2013年7月、東京・渋谷区内の高級マンションを購入。その直前の5月、西川氏は株価連動型の役員報酬「ストック・アプリシエーション・ライト(SAR)」の行使を、事前に決めていた行使日より1週間遅らせた。本来の行使日を過ぎて日産の株価が上昇したため、西川氏はこの操作によって役員報酬が約4700万円増え、総額1億5000万円を不正に受け取ったという。

 4日開かれた監査委員会で、西川氏はカサ上げされた役員報酬を受け取っていたことは認めたもようだ。

 今年6月の定時株主総会で、日本生命、三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友トラスト・アセットマネジメントなど大手機関投資家が西川氏の社長再任に反対票を投じたことが分かっている。今回の不正発覚で、西川氏のクビは確実だが、泥棒を捕まえた者も泥棒だったというのだからシャレにならない。

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