安倍派を待つ地獄道…裏金疑惑と無関係の若手離脱、「5人衆」含む幹部壊滅で存亡の機

公開日: 更新日:

 臨時国会が閉幕し、自民党最大派閥「清和政策研究会(安倍派)」がパーティー券収入を裏金化していた疑惑の捜査が本格化する。安倍派の国会議員は数十人が事情聴取の対象になっているとされ、近く強制捜査も行われる見通しだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

■数年間は要職に就けない

 一連の疑惑が刑事事件に発展することは確実で、14日、内閣や党内で要職に就いていた安倍派幹部が相次いで辞表を提出。今後しばらく安倍派議員は要職にありつけそうにない。

「事件と関係のない若手はどんどん辞めていくのではないか。ポストもカネももらえない派閥にいてもメリットがありません。むしろ、安倍派というだけで犯罪者のように見られ、マイナスでしかない。選挙のことを考えたら、無派閥の方がマシでしょう。自分だけは生き残ろうと、派閥を悪者にして被害者ぶる議員も増えるかもしれません」(安倍派秘書)

 いわゆる「5人衆」を筆頭に幹部もいばらの道だ。パー券問題を政治資金規正法違反で刑事告発した大学教授は、当初は派閥会長や会計責任者を「被告発人」にしていたが、今月8日に安倍派の歴代事務総長らを告発対象に加えた「告発補充書」を東京地検に送付。安倍派幹部はたとえ今回の捜査で不起訴処分になっても、検察審査会に審査を申し立てられるのは確実だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  2. 2

    高市首相「7月はホルムズ代替100%」豪語も“6月に詰む”に現実味…企業の85%がナフサ供給「支障ある」と悲鳴

  3. 3

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  4. 4

    原油・ナフサ不足で迫り来るリフォーム危機…塗装・防水工事の倒産「2000年以降で最多ペース」の衝撃

  5. 5

    ついにやって来た? AIバブル崩壊の足音…日経平均は6万円、5万円と下落か

  1. 6

    1ドル=160円突破に片山財務相「断固たる措置」牽制も効果なし…追加利上げでも円安止まらず物価高も続く

  2. 7

    JR東海が政府に安定供給要請も「潤滑油」は代替調達が困難…このままでは日本の鉄道網も危ない!

  3. 8

    ナフサショックが野菜&コメ流通を直撃! 包装材高騰で収穫しても出荷できず…減税効果7%分が吹き飛ぶ危機

  4. 9

    住宅市場に異変? 中古マンションより戸建てが人気のナゼ

  5. 10

    “コンビニの神様”鈴木敏文氏死去…セブン-イレブンは他社を圧倒する「食の質」で高価格を実現

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  3. 3

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 4

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  5. 5

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  1. 6

    生田斗真の活躍を見て育った弟・竜聖は川崎の公立中学から中大法→フジテレビへ

  2. 7

    佐々木朗希の選手会脱退が若手逸材に飛び火 「電通が動いているんじゃないか」と広がった疑心暗鬼

  3. 8

    ナショナルズ小笠原慎之介「巨人入り」のウラ…「メジャー昇格の芽なし」の悲しい現実

  4. 9

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  5. 10

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”