自民党「2024運動方針」と岸田首相答弁のショボすぎる共通点は…「具体的な中身ゼロ」なこと

公開日: 更新日:

 派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、いまだに「説明責任」を果たす姿勢が何も見られない自民党

 朝日、毎日両新聞社が16~17日に行った全国世論調査によると、岸田内閣の支持率はそれぞれ22%、17%。不支持率は同67%、77%で、朝日の調査では2012年末に自民党が政権に復帰して以降で最も高い結果となった。

 17日に東京都内で開かれた自民党大会で、岸田文雄首相(66)は関与した議員の処分を茂木敏充幹事長(68)に指示したことについて言及。「党紀委員会の議論を経て厳しく対応をする」と説明したことから、18日午前の参院予算委員会の集中審議では、立憲民主党の古賀之士議員(64)が、この党紀委員会の議論を公開して透明性を高めるべきではないか、などと質問したのだが、岸田首相は「(党紀委員会は)党として政治責任、処分について判断する組織」などと答えるばかりで、まるでかみ合わず。

 岸田首相のノラリクラリ答弁に対し、SNS上では《相変わらずヤル気ないな》と呆れた投稿が飛んでいたが、《少年院で書かされる反省文みたい》とのツッコミがみられたのが、自民党が党大会で採択した2024年運動方針のスローガン。「政治を刷新し、改革の道を歩む-深い反省に立ち、かならず変える、かならず変わる。」だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    メール定着で利用減…郵便局への「補助金」案に金融界が呆れ顔

  2. 2

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ

  3. 3

    公共施設へのスターバックス出店に相次ぐ疑問…愛知県津島市では激安賃料への批判も

  4. 4

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  5. 5

    喫茶店の倒産が過去最多ペースに…昭和レトロブームでも存在意義薄れ、勝てる要素なし

  1. 6

    大阪万博「ガス引火」の懸念は消えず 西ゲート付近喫煙所は設置断念も、たばこポイ捨てで…専門家が警鐘

  2. 7

    大阪万博まで1カ月で異常事態! リングの盛り土ボロボロ削れ浸水被害の恐れ…識者は台風や高潮を危惧

  3. 8

    大阪万博パビリオン建設は“24時間体制”に…元請けの「3月中には完成させろ!」で危惧される突貫工事の過酷労働

  4. 9

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  5. 10

    石破首相が商品券10万円で「ハンカチや菓子でも買ってね」の仰天答弁…SNSでは《うまい棒なら6600本以上》と呆れる声

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 2

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    江頭2:50は収録の休憩中「僕なんかがゲストですいません」と客席に頭を下げていた

  5. 5

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  1. 6

    <第5回>大谷の父母「馴れ初め」は?直々に語られたエピソード「当時、僕は入社2年目で…」

  2. 7

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  3. 8

    江頭2:50が中居正広氏から“バイトCMの顔”を奪取!スポンサーからは絶大支持も地上波が敬遠するワケ

  4. 9

    窪田正孝の"スピ化"は妻か友人の影響か? 《やつれすぎてないか?》とファンやきもき

  5. 10

    Snow Man体調不安説浮上で初の国立ライブに暗雲…ささやかれる旧ジャニーズからの悪しき「働き過ぎ文化」の影響