三菱UFJの役員報酬削減「大甘処分」に経済界から唖然の声

公開日: 更新日:

 メディアは何で静かなのだ?

 会見で「顧客を軽視する社風」が原因ではないかと追及した記者もいたが、亀沢社長が「組織カルチャーの問題とは、とらえていない。一部の役職員の間で行われていた」と反論すると、それ以上にならなかった。

 前々回のこの欄で取り上げたとき、三菱グループの首脳が苦い顔をしていたと言っていたが、この処分にはどうだ?

 今回は、問いかけに「沈黙」らしい。

 ということは、やはり「甘い」と思っているのだな。

 「あれでいい」と思えば、はっきり言うからな。

 じゃあ、遠からず第2幕があるか?

 いや、金融庁がすぐに動く気配はない。でも、MUFG側が出した業務改善計画をチェックしながら、引き続き厳しい目を向けるから、何か材料が出れば今度は出処進退を求めるだろう。

 MUFGをみると、かつては「日本を背負っている」との気概と責任感があった「三菱」も、いまや「ただの企業グループ」という感じだ。武士道精神が残っているか、もう少し経緯をみよう。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に