新浪剛史代表幹事が株価と円相場の乱高下に“直球発言” ようやく経済同友会らしい歯切れに

公開日: 更新日:

官界通(以下=官) 円相場や株価の乱高下を受け、経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)が記者会見で、企業の成長の阻害要因になっている人手不足への対策や国民の将来不安を解消する社会保障改革をちゃんとしていないから、日本経済が信任を受けていないと指摘したな。

財界通(同=財) 与党・内閣の「政策不在」への批判、と言える。その前には、通常国会で政治資金規正法の強化が中途半端に終わったことにも「信頼回復の取り組みは十分でない」と言い切っている。

■新浪同友会が本格始動

政界通(同=政) あれは、強烈だった。政治資金の透明性を高め、何に使っているのか分かるようにしてほしかった、と不満を明言。「政策活動費の領収書の開示がなぜ10年後なのか。何かを隠そうとしているのかと思うじゃないですか。法律で、透明性について縛ったほうがいい」とまで言った。

 同友会らしい歯切れのいい直球発言が、十数年ぶりに戻ってきた印象だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…