ヤクルトが直面する“一本足打法”の限界…「Yakult1000」快進撃が一巡、一転苦戦へ

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 同社は「ヤクルト」以外の主力商品が少なく、多角的な事業展開ができていないことが課題だ。医薬品事業の売り上げも14年度の326億円から、22年度には128億円と縮小し、以降は単体での業績を公表していない。主力製品が競合の参入に脅かされている。「ヤクルト一本足打法」を続けるのであれば、海外市場のさらなる拡大が急務である。 

(ライター・山口伸)

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