ローソン新業態の小型スーパー「Lミニマート」に王者「まいばすけっと」の厚い壁

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「まいばすけっと」の店舗数は1300超

 既存店客数は23年5月以降、前年度を下回る状態が続いており、好調なローソン事業とは対照的だ。ある店舗では飲料やおにぎりをコンビニ並みの価格で販売し、100円商品は小分けの野菜やPBのお菓子などわずかしかない。今回のLミニマートは起死回生の一手とみられる。

 だが、小型スーパー業態にはイオンが展開する「まいばすけっと」という強敵がいる。05年に誕生した同店は、住宅街やオフィス街などの隙間立地を確保。現在の店舗数は1300を超え、目標の2500店舗に向けて攻勢を続ける。

「まいばすはPB(プライベートブランド)で展開する『トップバリュ』の安さが強み。イオンの仕入れ力を生かした業態で、飲料やパン、弁当類もコンビニより安い。直営方式のため本部主導で急速に店舗数を増やせた。比較的PBが少なく、FC(加盟店営業方式)展開のコンビニ業界にとって小型スーパーは一筋縄ではいかない業態だ」(同)

 現状のLミニマートの加工食品はメーカー品が中心だ。業態転換で増やす場合、既存のFCオーナーを納得させる必要もある。新業態店の拡大は一朝一夕にはいかないだろう。

(山口伸/ライター)

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